【義母と娘のブルース】第5話 ドラマ感想
【義母と娘のブルース】第5話 感想
深刻な部分が柔らかく
コミカルな表現を織り交ぜつつ、深刻なお話を進めていく。
この浮き沈みはなんとも複雑ですが、視聴者の心を少しばかり軽くしてくれます。
義母と娘の距離が近くのなっているのには、ほほえましく感じました。
しかし、良一さんの病気の深刻さには胸が痛い。
すこしの奇跡
検査結果の日 あきこさんの心中も穏やかではなく、声を荒げたシーンは
少しずつ心が良一さんに向っているのが伝わりました。
そして、自販機の当たりやたまたま乗った電車の乗客が履いていた靴の色がそろっていたという小さな奇跡の積み重ね。
改めてのプロポーズは 大きな幸せ。
そして、家族写真を撮ろうとドレスを選ばせる嬉しいサプライズ。
第5話はここで終わりましたが、寂しさを残し、視聴者に匂わせを残しています。
幸せな部分と切ない部分は表裏一体。
幸せすぎると不安になる気持ちをうまく演出していました。
しかし、第5話は話を進めるために丁寧とはいえなかったかと思います。
終わりが見えてきているのはわかりますが、やっぱり連続ドラマの宿命ですね。
原作を読んでこの作品の良さをもっと感じたくなりました。