2018年夏ドラマ【高嶺の花】感想
後追いレビュー(感想)
2018年夏ドラマ【高嶺の花】感想
私は新作のドラマを見るときは、まず第一話を見て続きを見るかを決めています。
何作品見ることになるかは、スタートしてみないとわからないので、ドキドキとワクワクが毎シーズン訪れることに私は一つの楽しみを感じているのです。
さて、今回は【高嶺の花】毎週水曜22時~放送
主演は、石原さとみ さん
Twitterやレビューでも多くの声が 石原さとみさんの可愛さや可憐さ・・・。
わかりますが、そこは堪えてドラマの内容やセリフなどに注目したいと思います。
スタートした時期が初夏ということもあり、衣装や景色・背景は夏です。
主役の「月島もも」は華道家の令嬢ということもあり、新緑がきれいに花が瑞々しくみえるこの時期を選ばれたのかとおもいましたが、華道のシーンは室内ばかりです。
しかしこのドラマは、恋愛ドラマ そこを忘れてはいけない。
お相手は、通称「ぷーさん」は商店街の自転車屋の店主でさえない男性
峯田和伸さんが演じられています。
タイトルどおりだと正直に感じました。
格差恋愛というか身分違いの恋。
最近のドラマではありがちな伏線もそんなに多くなく楽しめました。
もちろん、伏線を張り巡らせて回収していくドラマもたのしいのですが
このドラマはそういった部分で楽しんでもらうというよりは、綺麗な映像や人の感情の移り変わり、人間の変化を見てもらおうとしているのかとおもいます。
登場人物も魅力的なキャラが多く主役の二人をとりまく人物にもストーリーがきちんとあるように見受けられます。
ももの父親、義母、妹、元婚約者
ぷーさんの母親、幼馴染たち、自転車少年
その分シーンが移り変わることが多く、飽きさせない手法なのかともおもいますが、進みがゆっくりに感じることもあります。
このドラマを継続してみるには、石原さとみさんのファンの方が多い気がしてなりません。
セリフではさすがに脚本の野島さん。印象的なセルフを狙ってるかのようなものがおおくちりばめられています。
実際ツイッターなどでは石原さとみさんのセリフがピックアップされています。
そういったセリフも楽しめる一部ですので、ドラマのセリフも聞き逃さないようにじっくりきいてしまいます。
ぷーさんの「いい女だ」発言は、ぎゅっと心をつかまれるはずです。
あの状態の女性にそんなセリフをいったら、そりゃあ相手がイケメンでなくてもぎゅっときますよ。
第1話はやはり視聴者を継続して確保したいために盛沢山な内容になってくると予想はつきます。
このドラマもそんな印象ですが、石原さとみさんの魅力と不思議な感情を抱かせる相手役がより良く見えるようにした構成だったのかもしれません。
放送直前には数日にわたって、キャストがいろいろな番組に番宣で出ていたことをみると放送局が力をいれているのを感じ取れるので、回数を重ねて良さが薄まることがないことを期待したいです。
この感想を書いている時点では、第3話まで放送されているのですが、
第1話から主人公もものお世話係的存在の高齢の女性お二人が私は好きです。
ももの問いかけに対しすこしコミカルさを織り交ぜたお二人の掛け合いは
くすっとさせられてしまいました。
個人的にツボだったのは、
「二人はどっちがモテたの?」
というセリフに対して普段は耳が遠いはずの一人が即答で
「それは私に決まってます」 という掛け合い。
現段階で1話に対し1回はその様なシーンがあるので毎回ワクワクしてみてしまいます。
2018年夏ドラマ【高嶺の花】継続決定です。