2018年夏ドラマ【高嶺の花】感想 第2話
【高嶺の花】第2話鑑賞レビュー、感想
恋愛にはやはりイベントごとで、屋外のシーンは一番きれいに見える季節でしょう。
特に女性が一番綺麗に見える季節だと感じます。
第2話では、夏祭りのシーンがあります。
もちろん石原さとみさんの浴衣姿。とても色っぽく艶っぽく、女性の方でも見ていて好印象を受けるでしょう。
そんな浴衣姿もいいのですが、
やはり注目したいのは、役でなきゃお目にかかれない衣装というものも存在するわけで、第2話ではキャバ嬢姿を拝むことができます。
普段ではお目にかかれない夜の蝶です。可愛らしいパーティー仕様ではなく女性の美しさを意識した仕立てのドレスです。そしてキラキラとしたアクセサリーと小さなクラッチバック。
男性はもちろん、このドラマを視聴している女性ファンの心はがっちりつかんでいるかもしれません。
また、格式の高い令嬢がまさかのキャバ嬢をやるというのは、いきなり貧乏になってお金に困ったからという設定ならまだしも、まわりの人間の勘違いを本当にするために自らその世界に片足をつっこむという 令嬢らしからぬ性格の主人公は魅力的です。
ドラマの中では利己的と利他的なキャラが存在しています。
主人公二人は利他的、それを取り巻く人間は比較的利己的。
この二つの調和がうまく出ていて、ドラマを見ていても飽きさせない。
心理的には利他的な主人公に感情移入したくても、利己的な考えに共感してしまう。
視聴者にメリハリをあたえられるのでとても、見やすいドラマの作りになっています。
そして、今回も心にくる、記憶に残りやすいセリフの目白押しでした。
今回はやはり、「左から言われたほうが納得する」というものでしょうか。
日常生活でこれを覚えておくと誰かを口説くときにも使えますし、逆に使われた側だとしても、うまく利用することができそうです。
スパイス的に心理学があるのが面白いですね。
視聴者に、「こういうのみたいでしょ?」という少しばかり押し付けに近い部分も感じる第2話でもありましたが、「それ、待ってました!」と、わかっていながら見るというのも醍醐味かもしれないと、新たな楽しさを知りました。